骨盤臓器脱の主な原因は出産・加齢¹
多くの女性を悩ませている病気です

「出産による骨盤底筋の損傷」や「加齢(閉経後の女性ホルモンの減少)による骨盤底筋のゆるみ」などの原因が複合的に合わさることで、骨盤底筋が内臓を支える力を失ってしまうと、骨盤臓器脱になります²。
出産経験者の40~50%の方が何らかの骨盤臓器脱症状を抱えている²というデータもあり、女性の健康寿命に大きな影響を与えていると考えられます。

出産・加齢以外にも、色々なリスク要因があります¹

腹圧を上げて骨盤底に大きな負担をかけることから、
・肥満
・便秘によるいきみ
・慢性的な咳
・重量物を持つ仕事
・腰痛ベルトや補正下着による腹部のしめつけ
なども、骨盤臓器脱のリスクを高めるため、避けた方が良いといわれています。
また、遺伝的な要因があるという報告もあります。

※参照・参考文献↓
¹2018年3月、亀田グループポータル 医療ポータルサイト、「骨盤臓器脱(性器脱)」、http://www.kameda.com/patient/topic/genital/index.html
2018年8月、亀田グループポータル 医療ポータルサイト、「ウロギネの病気の自己診断と予防」、www.kameda.com/patient/topic/urogynecology/12/index.html
²東京医科大学病院 産科・婦人科 主任教授 西 洋孝先生講演、第125回東京医科大学病院 市民公開講座 、「骨盤臓器脱(POP)の治療」