医療関係者対象の情報

適用症例

重度の会陰体損傷が無い方であれば、
POP-Q分類全てのステージの患者様にご使用いただけます。

POP-Q分類全てのステージの患者様で実績があり、
実際に以下のようなケースで活用されています。

初期症状（POP-QstageⅠ）など

• ペッサリーをするほどでもないが違和感などを訴えられる方
• 骨盤底筋訓練が上手くできない方、効果が出るまでの期間の症状緩和
• 定期的な受診が難しい方

ペッサリーがうまくいかない

• 膣壁が緩く、ペッサリーが容易に自然脱出してしまう症例
• 運動時にペッサリーの脱落が懸念される方
• ペッサリーへの違和感が強い方
• 膣壁びらんによる性器出血を引き起こす症例
• 膣壁びらん予防のエストリオール投与が長期化する症例
• 尿道過可動の方

※ペッサリーに比べ、サイズ選定や自己着脱指導の手間が省け、看護師の負担も減少します。

手術前後の期間に

• 手術待ちの期間の症状緩和
• TVM等メッシュ使用手術後の腹圧対策

手術療法の適用が難しい

• 高齢・合併症・再発などの理由で手術療法のリスクが高い方
• 手術以外の治療を希望する方

※手術療法の適用を決める前に、非侵襲治療の骨盤底サポーターをご検討ください。

注意

※産後の方は、産褥期が終わり会陰切開の傷が治癒してからのご使用となります。

※生殖裂孔が拡大し、直腸診で会陰体が認められない症例では効果がありません。

起こりうるトラブル・使用上の注意

起こりうるトラブル

• 特に大腸が過敏な方は、会陰体を押し上げることによる刺激で下痢などの症状が出る可能性があります。
• 特に腰痛などの持病がある方は、製品で骨盤まわりを締めることによって血流が悪くなり、症状が悪化する可能性があります。
• 会陰部など製品が触れる箇所に外傷がある場合は、製品で押さえることによって痛みが生じたり治りが悪くなる可能性があります。
• 通気性の良いメッシュ（ナイロン,ポリウレタン）を使用しておりますが、皮膚の弱い方は汗疹や摩擦による皮膚疾患が生じる可能性があります。

使用上の注意

• 本品は保存療法の医療機器であり、着用している間の症状を緩和するものです。
• 就寝時は着用しないでください。就寝時の着用は体表面のリンパの流れを悪くし、体に悪影響を与えます。
• 臓器を戻した状態で着用してください。

患者様からの評価

「支えられている安心感がある」「頻尿が改善された」というお声を多数いただいています

患者様の声

※個人の感想の抜粋です。

• 以前使用していたものに比べたら簡単に着用できてよい。一日中着用しても苦しい感じはない。（50代女性）
• 着用しやすく、蒸れ感が無く良かった。（70代女性）
• 動くのが安心になった。（80代女性）
• 支えられている感じがあり安心感がある。尿意があってもかなり我慢でき、トイレに行く回数が減った。膀胱が下がる不快感がない。（60代女性）
• 手術をするのが嫌なので、本当に助かりました。（60代女性）

患者様のご家族の方から頂いたメールの一例

[Subject: 購入してよかったです]
(個人名)と申します。
先日、骨盤底サポーターを母の為に購入させて頂きました。
以前T字のベルト式の物を買ってあげたのですが使い方が難しく放置状態でした。
今までは下着の上から着物用の腰ひもをつなげてオリジナルサポーターを作って使用していたようです。
外すのが大変でトイレに間に合わないことがしばしば。
通販サイトで子宮脱で検索していてもこちらにたどり着かず骨盤臓器脱の言葉を知りこちらの商品がヒットしました。
ショーツ式で簡単！まさに高齢の母にピッタリの品。
早速、実家に行き履かせてみたところ簡単これなら大丈夫と。
お尻のTバッグ感も全く問題ないようです。
また、おむつや下着の上から履けるのも良いと感じました。
高齢者でも簡単に履ける素晴らしい商品を開発して頂き本当に嬉しく思います。
母も安心して外出できると申しておりました。

資料

この他にも各種資料をダウンロード可能です。

• サイズの選び方
• 使用方法
• 着用のポイント
• 医療機器添付文書
• 骨盤底サポーターQ＆A集（医療関係者用）※2024/04/24更新